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手すりについて

 

住宅では一般的に2階建て、3階建ての家には必ず階段に手摺を設置しています(建築基準法という法律で決まっています)

 

これは何故かと言いますと階段を上がる際に転倒したり、落下してしまうとケガをしたり、最悪は命を落としてしまう

恐れがあるためです。

ただ手摺の詳細までは決められていないので倫理的な事ですが人命を守るためにある程度の基準を設けているような内容になっています。

 

そのために住宅のみならず階段には必ず手摺が設けられています。

ご自宅の階段や学校、公共施設、スーパー、家電量販店などなど必ず設置されていますので行った際は気にして見てみて下さい。

 

住宅の手すりはよく見かける丸棒タイプの手すりを壁に設置していたり、上がり始めから4段目位までをアイアン製や木製のデザイン

手すりを設けたり、オープン階段であればパネルタイプやフレームタイプなどデザインと一体化した手すりが設置されています。

 

人命を守るための手すりですが、見える場所に設置されることも多いためデザインされた手すりも数多く存在します。

これはメーカーの商品だったり、設計士がデザインしたりする場合もあります。


ただデザイン重視で安全性が考慮されていない、または考慮不足な手すりを設計されている方も中にはいらっしゃいます。


私はまず安全性を第一に考え、掴みやすく触り心地の良い手すりが最適だと考えています。

それから内装や建物のコンセプトにあったデザインをする事が大切です。