住まいとはそこに住む方が毎日を楽しく、快適に、そして安心して過ごすことができる空間であり、住む方と共に成長し、
末永く人生を共にしていく大切な空間です。
住む方のいろいろな想いをひとつひとつ丁寧に繋ぎ合わせ、愛情を込めてより良い空間を創り上げる、それが私の仕事です。
建物は無機質な物体ではなく有機的なものであり、そのフォルムはまるで以前からそこに存在する石や草木のような自然と
調和した美しさを持つデザインであるべきだと考えております。
その美しさは独立したデザインではなく、その場所に調和したデザインである事、周辺環境も含めた美しい風景を作り出す
デザインとなる事が重要であり、それが建築に携わる者としての役割であり地域社会への貢献に繋がると考えております。
自然の素材を用い、太陽の光や熱、風といった自然エネルギーを取り入れた住む方が健康で快適な生活を送る事ができる、
そして安定した構造による安心感と沢山の想いの詰まった空間の中で、住む方が国産材を使った木の温もりを感じながら、
心豊かな毎日を送ることができる、そんな住まい造りを行っております。
具体的には下記3つの内容を住まいを設計する上での最重要課題として取り組んでおります。
①断熱性能
季節問わず快適な温度と湿度調整を行うことができる性能で設計しております。
水廻りや廊下の温度も居室と同じ温度となるように設計する事で夏場の熱中症、冬場のヒートショックを防ぎます。
②耐震性能
木造の平屋、2階建ての住宅でも必ず全て耐震等級3の構造計算(許容応力度計算)を行います。
耐震性能が高い安定した建物とする事で安心した生活を送る事ができます。
③耐久性
木造住宅は雨水や結露などの外的要因による劣化や腐朽やシロアリによる生物的な要因による劣化など構造体に関する劣化を
いかに防ぐかが重要なポイントになるため、それらを十分に踏まえた構造と材料選定、施工方法の検討を行っています。
私が上記①~③を最重要課題として取り組むのは、
地震や災害から家族を守り、
温度差による熱中症やヒートショックから家族を守り、雨漏りやシロアリなどから家を守りそして家族を守る。
家に住む方々が安心して快適に暮らせる事、そして家族の笑顔が絶えない幸せに暮らせる住まいを設計する事。
全てはそこに住む方々の「命を守る事」
そしてそれはそこに住む方々が「幸せに暮らせる事」
につながって行くのです。
私はこの3つの基本要素を進化させながら「幸せに暮らせる住まい」を設計して行きます。