前回、前々回と夏場と冬場のリスク「熱中症」と「ヒートショック」についてお話させて頂きました。
家の中にいてもこれだけのリスクがあるという事をご理解頂けたと思います。
では、そのリスクを少しでも減らすにはどうしたらよいか?
それは夏場は家中のエアコンをガンガン利かせて、冬場は浴室やトイレまで家中エアコンやストーブをガンガン利かせる!!
・・・という事ではありません!!
というかそんなことをしたらランニングコストが上がり過ぎて大変です(^^;
ではどうしたら良いのか?
それは「住まい」の「断熱性能」を向上させる事です。
おっと、「断熱性能」ってまた難しい言葉が出てきましたね(^^;
「断熱性能」とは何かと言いますと、
【家の外からの熱を家の中に通さない】 【家の中の熱を家の外に通さない】 という事です。
さらにもっと詳しく説明しますと、
夏場の外の熱い空気を家の中に入れないようにする、夏場のエアコンで冷やした室内の空気を外に逃がさないようにする。
冬場の外の寒い空気を家の中に入れないようにする、冬場にエアコンなど暖房器具で温めた室内の空気を外に逃がさないようにする。
という事と、実はもう一つ大切な事があります。
それは夏に冷房をガンガン付けなくても、冬に暖房をガンガン付けなくても
家の中の温度があまり変化せず快適過ごせるように家の「断熱性能」を向上させるという事です。
ではどうしたらそのような「断熱性能」を向上させる事ができるのか?
またまた長くなってしまいそうなので次回に続きます。