今回の書籍紹介は、
「木下斉著 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則(NHK出版新書)」
高校生時代から街づくりに関わり、現在は街づくりの第一人者と言っても過言ではない木下斉氏の
素晴らしい著書です。
「街づくり」の本というのは成功例を羅列した内容が多い気がします。
特に行政が関わっている街づくりに関しては必ず成功した事例のみを大々的に紹介されていますが、
この木下斉氏の著書はその行政に対して真っ向から勝負した内容になっております。
木下氏の今までの経験を失敗した例も包み隠さず紹介されており、
また地域活性化させるためには行政の補助金に頼る事は逆に街を衰退させる原因でもあり、
地域を作っていくのは個の力、民間が自分たちでお金を出し合い、自らが失敗を恐れず事業を立ち上げる
必要がある事を述べています。
この著書を私は何度も読み返しています。
そしてあっという間にいっきに読み終えてしまいます。
それだけ内容にとても引き込まれ、常に刺激を受け、自分自身の今後の進み方を考えさせれられます。
私も建築を通じて故郷である今住んでいる場所の街づくりに貢献したいと考えています。
もしこのブログを読んで頂いている方で街づくりに興味がある方は是非この著書を読んでみて下さい。
考え方が大きく変わると思います。