住まいを設計するにあたり、お施主様からのご要望が一番多いのがキッチン。
各住宅設備メーカーから発売されているシステムキッチンは扉の面材も質感が良いものが多く、
シンク形状や細かい収納など細部に渡ってよく考えられているなぁと感じます。
またオリジナルに拘られる方は造作キッチンを選択される場合もあります。
システムキッチンほど精工ではありませんが自分の使い勝手を優先した間取りにジャストサイズの
キッチンを製作する事ができます。
キッチンは特にお施主様の奥様の拘りが強い場所というイメージがありますが、
最近は男性も料理をする方が増えており、性別を超えてキッチンを拘られる方が多く感じています。
そしてキッチンの形状も様々です。
昔ながらの独立した場所にあるキッチン、リビングダイニングと一体となった対面キッチンや
アイランド型キッチン、さらに開放的なカウンターも兼用したペニンシュラ型キッチンなど
生活スタイルによって実に様々な形状があります。
私は「キッチン」は住まいの中でとても重要な場所であると考えています。
それは家族のコミュニケーションの場でもある「食事」に必要不可欠なモノだからです。
「食事」は生きるため・・・というのはもちろんの事ですが、
家族の健康を維持するためであり、家族間のコミニケションをとれる場でもあると思います。
普段なかなか顔を合わせられなくても一緒に食事をする事でお互いの近況を話をしたり、
TVを見ながら他愛もない話ができる・・・
おいしいものを食べている時は自然と笑顔になりますし、幸せな気持ちになれる(^^
そんな「食事」が家族の絆を繋いでくれるのではないかと考えています
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