一級建築士製図試験は6時間半という長いようで短い時間の中で大きく分けると2つの作業を交互に進めるようになります。
その作業とは「頭を使う作業」と「手を動かす作業」。
この2つの作業のバランスをしっかりと身に着ければ時間管理をとてもスムーズに行う事ができます。
頭を使う作業って何? 手を動かす作業って何? って思いますよね(^^;
実は一級建築士製図試験時間の大半は「頭を使う作業」ではなく、「手を動かす作業」なんです。
ではこの「頭を使う作業」と「手を動かす作業」とは何か。
「頭を使う作業」というのは、
どこからアプローチをしてどの要求室をどのようにまとめるのかというエスキスのアプローチ&ゾーニング検討などの
作業の事です。
つまり、頭の中であらゆるパターンを検討するような作業を「頭を使う作業」と呼びます。
「手を動かす作業」とは、
課題文の読み取り、作図作業などひたすら読み込んだり、ひたすら描きまくる作業の事です。
つまり、頭の中で悩んだり検討したりする事を行わずひたすら手を動かす事を「手を動かす作業」と呼びます。
この2つの作業が具体的にどの部分に当てはまるのかを一級建築製図試験を4つのカテゴリーに分けて考えてみたいと思います。
①エスキス
②計画の要点の記述
③作図
④チェック
次回から上記4つを一つずつ確認してみたいと思います。