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手すりについて②

 

階段の手すりは建築基準法で設置を定められていますが、玄関や廊下、トイレや浴室などには手すりは義務付けられていません。

 

そこに住む方が必要と考える場所に必要なサイズの手すりを設置する事になります。

 

若い年齢の頃は手すりがなくてもあまり不自由はありませんが、年々歳を取るにつれて玄関の段差を上がるときに手すりがあれば・・・

浴室の浴槽に入るときにちょっと掴めるところがあれば・・・と思うようになってくると思います。

私もアラフィフになって少しずつ思うようになってきました(^^;

 

もしそう感じている方がおりましたら、どこにどのような手すりがあると自分にとって良いかをまず考えてみて下さい。

 

先にお話ししましたように

玄関で靴を脱いで上がる時にあった方が良いのか?

お風呂の浴槽に入る時につかまる場所があった方が良いのか?

または

トイレで便器に座ったり立ったりする時に手すりがあった方が良いのか?

廊下に歩くときにつかまる場所があった方が良いのか?

 

皆さんの今置かれている状況によって手すりが必要になる場所は様々だと思います。

 

そして玄関に上がる時に取り付ける手すりの高さ、浴槽に入る時に設置する手すりの高さ、トイレに設置する手すりの高さは

それぞれ用途によって違いますので設置する時は必ず確認をして下さいね。

 

また手すりは体重をかけてつかまる場所になりますので必ず下地が必要です。

下地というのは手すりを固定するビスを留める木材なのですが、事前に分かっていないと手摺を設置しようとする場所に下地が

入っている事はまず無いと思いますので柱などの構造躯体か間柱という壁を施工するための下地材を探して設置する必要があります。

 

もし下地の位置や適切な取付高さが分からない場合には状況に合わせてアドバイスをさせて頂きますのでお気軽にお問合せ頂ければと思います。