一級建築士製図試験 作図時間の確保について

 

受験される皆さんは日々会社での仕事や学校での勉強に忙殺されてしまい、なかなか勉強時間を確保する事が難しいと思います。

私も仕事をしながら製図の勉強をしていましたので皆さんのお気持ちはとてもよく分かります。

 

今回は私が実践していた作図時間を確保する方法について、あくまでも参考としてお伝えしたいと思います。

 

本試験と同様の時間で考えると6時間30分という膨大な時間が必要になり、平日の仕事が終わった後では時間を確保する事が

非常に困難だと思います。

 

そのため休日を利用して時間を確保されていると思いますが、平日の仕事が終わった後の時間も有効に使いたいですよね。

 

ただ資格学校の宿題や復習、通信講座の課題を解くとなると時間がかかる・・・

 

そんな時に私が実践していた方法は、

 

①6時間30分通しでエスキスから計画の要点、作図まで行うのは休日

 

②平日はエスキスのみ(目安2時間)、記述のみ(目安1時間)、作図のみ(目安3時間)とそれぞれ分ける

 

特に平日は仕事から帰ってきて夕飯を食べてお風呂に入ってという一連の生活を行うとあっという間に時間がなくなってしまいます。

事前に一週間のスケジュールを立てて、今日はエスキスをやるから2時間確保するので23時から始められるようにしよう、

明日は作図をやるから3時間確保するため最低でも22時から始められるようにしよう、というように調整していました。

 

また作図の練習ができるように1つの課題で2~3回エスキスをして、そのエスキスをストックしておいて、

作図練習の時間が確保できそうな時にストックしておいたエスキスを基にいつでも作図できるようにしていました。

 

作図は描けば描くほど時間短縮になります。

記述のみ(目安1時間)の日はエスキス(目安2時間)と組み合わせる事により1日空けてれるので、

その空いた日を作図練習の日にする事もありました。

 

6時間30分通しで課題を解く事はもちろん大切ですが、エスキストレーニング、記述トレーニング、作図トレーニングというように

分割して時間確保が難しい平日にその時間を充てる事が勉強の効率を上げる事につながると思います。

 

これはあくまでも私が合格した年に実践してみたところとても効率が良かったので勉強方法の参考としてお伝えさせて頂きました。

皆さんの置かれている状況によってはまた違う方法が適している場合もありますので、皆さんの勉強スケジュールに取り入れられ

るようでしたら実践してみて頂ければと思います。