一級建築士製図試験 「空間構成」アプローチの考え方

前回の「空間構成」のご説明の中でお話させて頂きました一級建築士製図試験対策としてのアプローチとゾーニングの考え方についてお話ししたいと思います。 


とても基本的な内容が含まれておりますので設計業務に携わっていない方には是非参考にして頂きたいと思います。

 

まずアプローチ。 

これは与えられた敷地に対して主出入口(メインアプローチ)を決めるところから始まります。 

 

メインのアプローチですのでまず考える事は接道している道路を確認します。 

 

幅員が広く歩道があり交通の便が良い道路、歩道のない道路、歩行者専用道路など

敷地に接道する道路はいろいろな条件で出題されます。 

 

まず必ずアプローチとして採用する道路は幅員が広く歩道がある道路で検討します。

これは大前提です。 

 

まれに課題の中で幅員が広く歩道がある道路ではない条件からのアプローチになるような

記載がある場合もあるので、課題文を良く確認する事は大切になります。 

(平成30年の「健康づくりのためのスポーツ施設」のような課題) 

この大前提を踏まえておけばアプローチで迷う時間を少なくする事ができます。