一級建築士製図試験 チェック時間を確保する大切さ

 

前回時間管理がとても大切であることをお伝え致しました。 

 

この時間管理が大切な理由として記述や作図が未完成であれば一発不合格になってしまうためというのが一番大きい要因ですが、

もうひとつ時間管理を行う上でチェック時間を確保する事がとても大切になります。 

 

これは記述や作図が時間内に完成したとしてもチェック時間がなければミスや記入漏れなどに気が付かず、

重大な不整合があり、不合格になってしまう可能性があるからです。 

 

エスキス時にはしっかりと考えていても作図の時点で見落としてしまっている場合もあります。 

 

描き漏れに気が付いていない場合もあります。 

 

記述で的外れな事を書いてしまっている事もあります。 

 

チェック時間が確保できていれば上記のミスや記入漏れなどを発見し修正する事ができます。 

 

チェックの時間はできれば作図完了後20~30分は確保したいです。 

 

前回の時間管理のまとめのような時間配分で進められればチェック時間を確保できます。 

 

このチェック時間を確保できるかどうかで合否の運命を分けてしまうと言っても過言ではありません。 

 

チェック出来ずに何とか完成して提出し、後日再現図を描いた段階で重大なミスに気が付いて真っ青になった経験がある方もいらっしゃると思います。 

 

せっかく全て完成して採点の土俵に乗っても一発不合格のミスをしていたら完成していない図面を提出する事と同じになってしまいます。 

 

そのような事にならないように、そしてそのような経験を二度と起こさないように、

必ずチェック時間を確保するという事を頭において試験時間の管理を徹底的に行っていきましょう!